カテゴリー別アーカイブ: 一般ビジネス書の実用記録

ダイレクト出版以外の出版社によるビジネス書を使うにあたって、読み方や使い方の記録。

マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ/松山 真之助

一般ビジネス書の実用記録

書籍の概要 タイトル:マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ 著者:松山 真之助 出版社:ダイヤモンド社 価格:1円~1,512円 特徴:2005年に出た本です。 この本の全体像とコメント 読書に特化した、マインドマップの使い方辞典 自分なりに、ビジネスに活かすための読書方法って持ってます?この本では、マインドマップってなんだろう、というところから解説がスタートし、特に、アウトプットのための読書を行うためにどうやって使うと良いか、という使い方が書いてあります。ちなみに、著者のメルマガ読者のマインドマップ例がいっぱいあるので、こうやって使えばいいのかなというのがよくわかります。 初心者にオススメ マインドマップの入門書って、カラフルな色鉛筆やマーカーペンで作られたサンプルや事例ばっかりで、立派なものを作らないといけないのかーと思うものが多いです。マインドマップの発案者であるトニー・ブザンの本がそういうものばかりです。学生時代、どうしてもノートをきれいに取れなかった私にはこの本くらいざっくりで白黒の事例が多いと、とても安心します。こと読書、読書内容のアウトプットという点で特化しているので、ビジネス書の読書にマインドマップを活かすところから始めてみよう、という人には特におすすめします。 この本の著者 松山 真之助 公式ブログWebook、最近は、1年に1回くらいの更新のようです。松山真之助 プロフィール|講演会の講師紹介なら講演依頼.com結構いろんなことされてます、すごいです。 この本の内容を実践すると、こういうことが起きます アウトプットを意識した読書スタイルに転換 劇的に変わるわけではないです。でも、この本から何を得て、何を実践できるか、というような考え方でビジネス書を読むのはとても大事です。閃いたらメモして、翌日には実践する、というような積極的な読書になるでしょう。 この本の内容を実践しないでいると、こういう感じが続きます 一字一句じっくり読む それも良いですね。大事なことです。 本の内容を覚えてない マインドマップを書く、というのは、読んだ本を自分なりにまとめる作業です。著者の言葉を自分の言葉に変換して、腹落ちさせていくという作業です。これをやらないと、分厚いビジネス書は読んだけど、あんまり覚えてない→実践できないということになります。 この本を買うとこういうことが起きます 1円で買えますよ 著者が今もメルマガを続けているのかはわかりませんが、Amazonでうまく探せば1円の中古本が手に入りますので、それで良いのではないでしょうか。特にセールスも来ません。 こういう人にはおすすめしません じっくり読書を楽しみたい方 ビジネス書籍をじっくりと読みたい方にはオススメできません。マインドマップを書く作業をしながら、あるいは、読了後にマインドマップを作る、という行動が入りますので、本を寝転がって読む習慣がある人にもオススメしません。 この本の使い方 マインドマップの作り方だけでOK 序章、1章のマインドマップの作り方と、読書への活かし方を読んで、手を動かしながらやり方を身につけるだけで良いです。全部読む必要ありません。マインドマップ事例は豊富なので、参考になります。他人のマインドマップって見る機会少ないですからね。 気になる方はこちらからどーぞ続きを読む

「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる!/岡本達彦(ダイヤモンド社)

一般ビジネス書の実用記録

書籍の概要 タイトル:「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 著者:岡本達彦 出版社:ダイヤモンド社 価格:1620円 特徴: この本の内容を実践すると、こういうことが起きます 社長、あなたの思い込みがバレます この本の手法を実際に使ってみて最も動揺したのは、当初想定していた顧客像とは違う顧客層が製品を買っている、しかも気に入っている、ということでした。「え、なんで動揺するの、いいことじゃん」って思います?私はそうは思えなかったですね。というのは、当初想定顧客に費やしてきた時間があったからですです。 当初、社長の号令のもと「俺と同じこういうお客さんだから、こういうところに情報を届ければ、売りに行けば、絶対売れるから!」そういうふうにやってきたんですね、3年間。アンケートをまとめた私の第一印象「え、言うてたことと、ちがうやん」でした。 メンターのアドバイスのもと、数百人いる顧客の性質をセグメントにわけようというの始めてうすうす気づいていたのですが、このアンケートを回収して集計した結果、当初想定していた顧客像から上がっていた売上は全体の半分以下だった、ということがダメ押しされたんです。さすがにこの3年なんだったとは思いませんが、もっとラクにやれたんじゃないかとは思いました。ペルソナ・アバターの初期設定とそれをはやめに修正していくことがどれだけ大事かを痛感しています。 お客さん像が明らかになる 思い込みが明らかになることで、本当のお客さん、あるいは、多くいるお客さんのボリュームゾーンはここか、というのがわかるようになります。 結果、セールスの中身が変わります お客さんは、こういう価値を製品に感じて、こういう理由で買ってくれたんだ、ということが明確になるので、その情報からセールスを組み立てなおしていくことになります。製品特性や単価など、変動する要素はいろいろあるので、必ず売上が上がりますとは言い切れませんが、それでも、セールスライティングがやりやすくはなります。 ちょっとお金と時間がかかります お客さん数✕120円の郵便代がかかります。あと、DMなんぞ送ってくるな!という文句の電話がかかってくる可能性があります。製品に同梱するなり、出来る限りこのアンケートは送り返す前提である、という体でいましょう。 この本の内容を実践しないでいると、こういう感じが続きます 誰が本当のお客かわからない 事業にのめり込んでいるとあんまり意識してないんでしょうけど、間違いなく、売り方がわからない、という結果につながります。いつまでたっても、こういう人に、こういうやり方をすれば、買ってもらえる、というセオリーが作れません。施策も手当たり次第になっていくので、当然、一回一回が疎かになります。何より、疲弊します。 広告の数が打てない、精度が上げられない 広告宣伝は「Aという商品は、Bという問題を解決するので、◎◎に行ってチラシを配布し、業界で有名な雑誌に○○という広告を載せよう」という考え方でやってる方がほとんどのはずです。で、非常に問題があるのが、Bであるという思い込みに対して○○というはずだという態度で、数十万の広告宣伝費を投下するというエラーです。違うところに違うメッセージを送ることになり、文字通り、的外れ、ということにもなりかねません。数十万の広告宣伝費なんて、小さい事業者には致命的な出費です。ズレが少なければ良いのですが、ディヴィッド・オグルヴィの言葉を引用すると「すべてテストである」ので、事実を元にしたを使って、細かく売れるところを探す、というやり方が取れなくなってきます。 この本を買うとこういうことが起きます Amazonで買うぶんには特になにも起きません。続編があるみたいなので、それが欲しくなるくらいでしょうか。買ってませんけど。 こういう人にはおすすめしません いない セールスに関わっている人間は、初心者だろうが上級者だろうが、絶対買って実践すべき内容です。別にいいや、ならそれでも構いませんが、お客さんの声を集められない事業になんの存在意義があるというのでしょうか。 でも、この業種は使わないほうが良いかも 使いにくいかな、というよりは、使わない方が良い業種がひとつあります。それは葬式屋です。「なんでうちのサービスを利用したのですか?」という問いに対し「家族が亡くなったからです」という答え以外ないですよね。 葬式屋とダイレクト・レスポンス・マーケティングについては、ダン・ケネディもたまにネタにしていることではありますが。 この本の使い方 とりあえず全体を見たあと(読むのではなく、見る)、ワードを立ち上げて、第1章、第2章にあるテンプレートを自社バージョンにちょっと書き換えてして印刷、発送。サーベイモンキーやGoogleフォームなどのインターネットを使っても良いかもしれませんが、普段からネットに親しんでいる世代でもなかなか入力してくれませんので、直筆でやってもらうのが一番良いです。 この本の感想 小規模事業者だったらすぐに実践できる内容です。わかりいやすい言葉でかかれているのと、けっこう事例も豊富です。大企業とか、お客さんとの距離が遠い状態だと、いくら読んでも頭に入ってこないかもしれません。 気になる方はこちらからどーぞ続きを読む