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【完全一体成形】Nike × Zellerfeld「Air Max 1000」の着用レビュー

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【完全一体成形】Nike × Zellerfeld「Air Max 1000」の着用レビュー

Airmax1000(Red)

基本スペック

3Dプリントによる一体成型スニーカー。片足348グラム。

かかと部分にビジブルエアを搭載し、全体の意匠はAirmax 1 をリスペクトしてデザインしたものだそう。

完全一体成型とは書きましたが、エア部は後から治具を使ってはめ込んでいるような気がします。

サイズは、US-Mで選択式。

2025年12月の抽選で当選し、到着が1月。ちょうど1ヶ月かかっています。

製造方式

2ツールヘッドもしくは2材料交換のFFF式(と思われます。)

Zellerfeldは、最新の工場設備や機械の情報をほとんど公開していません。

オフィシャルのInstagramかコーネリアス・シュミットのInstagramアカウントのどちらかのリールで、工場内の様子やプリンタが稼働している動画を上げているのですが、24時間で見られなくなってしまいます。

以前のものであれば、YouTubeで見ることができます。

足入れ・フィット感

スリッポン構造で靴紐がないので、脱ぐのも履くのも楽で良いです。

TPU素材なので靴下との摩擦は大きい気がしますね、脱ぐときに靴下も持っていかれそうになります。

僕の足のサイズは、実寸で左が23.8、右が23.5で、男性の足としては小さいほうです(手も小さいです)。

ですが、靴自体は今まで25.5か26を選ぶことが多かったです。甲の幅があり、高いので、靴の24cmを選ぶとキツくて入らないからです。

この抽選では、USM-7、25.5cm相当ですね、これを選びました。

届いて、足を入れてみて、前後はぴったりで大きくもなく小さくもなく非常に良かったのですが、3日ほど使って、足の指の付け根あたりが痛くなりました(図の赤部分)。

もともと、ナイキのシューズは日本人には甲の幅も高さも狭いという評価ですが、このシューズも例外ではないようでした。

接地構造と歩行感

アウトソールには、8mmくらいの高めのブロックパターンが組まれています。

なので、普通に歩いていてかなりグリップしてくれる印象です。

滑ったり何か足裏が痛くなったりとかはなく、不自由したという印象は皆無です。

耐久性と弱点

階段の昇り降りや、ちょっと体重をかける移動をしたとき、つま先周辺部分に、曲げ伸ばしの応力がかかるんだと思います。

メッシュ部分からクラックが入ります。

アウトソールは、僕は外側から削れていくタイプの歩行をしているんですが、スニーカーの例に漏れず、削れてきます。

これは仕方ないのかな…。

雨には弱い、と思ったほうが良いです。

積層の隙間からじわじわと水が滲みてきます。

ハック可能性

ホットガンでサイズ拡張

足を入れてキツイ、痛い問題はこれで解消できます。

Amazon等で3000〜5000円くらいで売られているホットガンを買ってきて、足が当たってそうなポイントにだけ重点的に熱風を送り込みます。当てすぎると熱で溶けてかたちが変わってしまうので、手で触りながら確認して、熱いな、くらいで温めるのをやめて、足を突っ込みます。

そのまま冷めるのを待てばOK。

足が当たっている部分だけを狙って、変形というか少し大きくするイメージです。

これを施してから、このレッドは格段に履きやすく快適になりました。

国内外問わず、スニーカー系YouTuberさんが一生懸命、Airmax1000の履き心地をレビューされてますが、このスニーカーは一体成型であることと材料特性を活かして履いていくものだと思いますね。

クラックの修繕

クラックの修繕ですが、これもホットガンで可能です。

正確に言うとヒートエアというか、ヒートガンよりも細い先端を持つツールを使います。

Hakkoのマイクロホットエアーなどを使うと、1mm単位のピンポイントで熱風を当てられるので、クラック箇所にだけ熱風を当てて溶かしてくっつけます。本来は、ピンポイントではんだを取るためのツールです。

アウトソールの修繕はパッチ当て?

この、TPU材料だからこそできるハック、修繕対応なわけですが、アウトソールの削れも、もしかすると、TPUでパッチを作って溶かして当てればある程度直るのではと思っています。

このレッドは現在ほぼ履かずに展示用になっているので別のAirmax1000で試し次第、また記事を書こうと思いますね。

AM Footwareの研究

  • この記事を書いた人

東方秀樹

3Dプリンタを用いた最終製品開発、試作支援を手掛けるYOYOMAKER代表。ヨーヨー競技用ツール「CandyDice」で累計1万個以上の量産出荷実績を持つほか、中小企業の開発プロセスアドバイザーとしてDfAM(付加製造特化設計)や3Dプリンタの導入、運用支援を行っています。当HP記事、YouTubeで実践的な技術ノウハウを発信。Xアカウントは日常の発信も含みます。

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