どうも3Dプリンタ使いの東方です。
前回、前々回に引き続き、Prusaの3Dプリントユニット、MMU2.0を操作しております。
ある程度の結果は出せたのですが、継続的な使いこなしにおいてはまだまだ課題があります。
引き続きやってみた情報をシェアしていきます。
自分の中で、こうするとまっとうに使えるようになるのかな?
というセオリーを蓄積することができていて、誰もが買えば3Dプリンターを簡単に使える時代において、僕自身がマシンに特化して成長・進化している感じがします(笑)。
MMU2.0とE3DのV6 Liteホットエンドではダメなのか?
Update on Multi Material Upgrade - Prusa Printers
この記事を見つけて読み込んだところ、どうも初期のプロトタイプではV6Liteホットエンドでうまくいった、だけどアップグレードキットって言ってるのにホットエンドセットのダウングレードはあり得ない、みたいなことが書いてあるんですね。
ほんまかいなと思って、V6Liteを取り付けて、試してみてます。今のところ、芳しい結果が出ていない、というのが正直なところ…。
でも、ラミングで直径が太ったフィラメントのチップを問題なくノズル先まで通過させるのであれば、V6Liteはシンプルなんですよね、理にかなってはいる。PTFEチューブがノズルの下端ギリギリまで行くので、引っ掛かる部分がないんですよ。
PTFEチューブ内でラミングをやるので、ラミング設定を詰めればいけそうな感じはするんですが…どんな設定にしても起きる問題があって、レイヤーの歯抜け(layer missing)なんですよね。ロード、アンロードは問題なく作動しているんですが…「コツコツ」という音とともにプリントできなくなったかな?と思いきや、次の瞬間に復帰したりしてていよいよわからない。発生がランダムすぎて、何に起因しているのかわからない。
Missing layer or layer jump – Hardware, firmware and software help – Prusa3D Forum
これと同じようなプリントミスが起きている…こともあれば、まったく起きてないこともあるので困る(笑)。
Very bad print quality after MMU – Others (Archive) – Prusa3D Forum
これ読んでると、リトラクトの値を大きくすると良さそうですね…。
普通のデータをシングルでプリントする分にはなんの問題も起きず、MMUの機能を使ってプリントしようとした場合にのみ起きる。ので、そうすると、ようやくソフトウェア設定でいけるところまで来たのかなという感じがしています。
また報告します!
☆技術書が完成しました!有料ですが、機械をいじるのが好きな人は、無料部分を読むだけでも改造できると思います。
Prusa MK3s + MMU2.0を安定運用し、FDM方式で5色カラー3Dプリントを成功させるための教科書|Maker|note
ではまた。