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Prusa Core One から INDX&Gen2へのアップグレード作業について

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Prusa Core One から INDX&Gen2へのアップグレード作業について

今回、愛用している3Dプリンタのアップグレード作業に取り組みまして、今までのアップグレードキットと異なる複雑さが垣間見えました。

Prusa Core Oneを持っていて、これからINDXアップグレードキットを組み込もう、と考えている方にとって有益になれば幸いです。

この記事は、

Prusa Core One(2025年組立)→INDXアップグレードキット(2026年4月予約)&Gen2アップグレードが8月に発表されて付属してくれた、バージョンですが、

いまCore One ノーマル/+ を持っていて、いまからGen2とINDXを両方買っていちどにアップグレードしちゃおう、って人にもおすすめです。どんな作業が必要なのか把握しておいたほうが気が楽かと。

歴代のアップグレード所要時間比較、Tier表付き

今回、アップグレードの対象にしたのは、縁あって組み立て済み状態にて個人ユーザーさんから譲ってもらったCore Oneです。

3年ほど日本で仕事していたがドイツに帰られてしまうということで…。

これを本国に送るとものすごい送料を取られるので持っていくのは諦めたそうで、日本で使ってくれる人を探していらっしゃいました。

ドイツ語のマニュアルと、小物工具が入った日本ではまず見ないシガレットボックス。

これめっちゃおしゃれ。

初めての3Dプリンタでゼロから組み立てたということでしたが、かなりきれいにしっかりと組まれており、プリントされるオブジェクトも問題なかったです。

この個体の引取は6月だったので、+にもGen2にもアップグレードしておりません。

今年の4月に予約したINDXアップグレードキットをいきなり組み込むつもりもなかったのですが、夏頃にGen2の発表があり、INDXキットにGen2のパーツも付属して届きましたんで、これをもうやってしまおうと。

これまでに取り組んできたものの難易度から言うと、下記になります。

難易度SS

ノーマル Core One → Gen2&INDXへのアップグレード :+のキットは飛ばして問題なし。キットを組み立てたあと安心して構造を忘れちゃってる人、そもそも完成品を買った人には高難度。Gen2の組み込みと、INDXの組み込みの順番に注意。

PrusaXL:今はもう選択肢にないですが、ツールヘッドを自分で取り付けるセミアッセンブリ状態のものと、ある程度は出来ているものの組立キットがありました。どっちにしてもめっちゃ大変です。

難易度S

ノーマル Core One → Gen2へのアップグレード :+を挟むかはお好みで。完成品を買った人には難易度高い。組立キット経験者でも作業時間は4時間ほど想定すべき。

Prusa MK3S→MK4Sへのアップグレード:ルートは1本道、理解の深度によってかかる時間が変わり、ほとんどの部品を処分することになるくらい。半日以上は確保必要。

難易度A

PrusaMK3S→MK3.5へのアップグレード:MK3Sに対して一番のおすすめ。作業もシンプル。3時間ほどで新ディスプレイ、ネットワーク、USBメモリ対応に。

難易度Easy

Prusa MK4→MK4Sへのアップグレード:ヘッド周りの作業2時間ほどで、オーバーハング性能が劇的に向上。

ノーマル Core One → +へのアップグレード :めちゃ簡単、1時間ほど。+デカールを貼る楽しみ。

施す順番

まずここを読んでおきましょう、ただ、僕でも初見で首をひねったので、もっと慣れない人だと何がどうなってるかわからないかと。

そこで、下記にガイドを記しますので参考にしてください。

1.パネルを全部外す

上部アクリルパネル、サイドアクリルパネル、サイドメタルパネル、最初に全部外すほうが作業しやすいです。

初手で全部外しましょう。

2.INDXアップグレードマニュアル①

INDXのアップグレードに取り掛かります。

3-10までやってから、X軸とY軸のモーターケーブルをコントロールボードから外します。

3.INDXアップグレードマニュアル②

3-11から3-23までをやって、ヒートベットをもとに戻す前まで進めます。

4.Gen2マニュアル①

ヒートベッドを固定している9個のスペーサーを外します。

Gen2キットの中にある新しいスペーサーを組み込んで、4-20までやります。

INDXの場合は、ノズルワイパーの取り付けは不要です。

5.INDXアップグレードマニュアル③

INDXのマニュアルに戻って、3-26から続きをやり、4-3まで進めます。

もともと着いているベルトとプーリーは使用しないので、外したら混ざらないように注意。

6.Gen2マニュアル①

ここでベルトのアップグレードを施します。3-39までやります。

7.INDXアップグレードマニュアル④

4-4から続きをやります、ここからは最後までやればOK。

あったほうが良いツール

従来のPrusaツールキットの他に、トルクス3のビットと小型電動ドライバーがあったほうが良いですね。

MK4Sのような、板ナットや六角ナットを仕込んでM3で固定、みたいなのがほとんどなく、プラスチック部品にM3×10mmを直接締め込むみたいなのがめっちゃ出てくるんで、電動ドライバーである程度ガーッと入れてから、手締めするのが楽だと思います。

あと、何でも良いですが、小型LED照明。MK4Sと違って箱型なので、内部が見えづらく作業効率が悪化します。位置を変えつつ、作業する部品付近を明るくできるようにすると良いです。

マニュアルを行ったり来たりするコツ

ブラウザで2つのタブを立ち上げておいて、Gen2とINDXのマニュアルを両方ともすぐ参照できるようにすると良いかと思います。

ブラウザの翻訳機能でも追いつかない箇所があるようなので…翻訳がんばります。

  • この記事を書いた人

東方秀樹

3Dプリンタを用いた最終製品開発、試作支援を手掛けるYOYOMAKER代表。ヨーヨー競技用ツール「CandyDice」で累計1万個以上の量産出荷実績を持つほか、中小企業の開発プロセスアドバイザーとしてDfAM(付加製造特化設計)や3Dプリンタの導入、運用支援を行っています。当HP記事、YouTubeで実践的な技術ノウハウを発信。Xアカウントは日常の発信も含みます。

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