製造業だけにAM技術、3Dプリントが有効かというと決してそんなことはありません。
ライブハウスへの導入事例を紹介します。
目の前の客席の椅子にドリンクを置く場所がない、を解決
今回、Prusa MK4にて導入支援をしました、PLANE9さん。
ステージとバーカウンターがあり、お食事も楽しめるライブハウスです。
「追加の椅子を出す際に使用する天板付きクッションを導入、テーブルがなくても単独でご飲食ができるよう、専用のドリンクホルダーを作ってみました!」
ということで、とても嬉しいご報告を頂戴しました。

よく見ると、ロゴ入りです!
板を挟み込んだ上にクランプで固定、見事にグラスが納まっていますね。
ネジ機構やクランプ構造、スリットも含め、その場でどう使うか?が色濃く反映されたモデリングがなされています。

店長さん、スタッフさんが積極的に工夫改善を考えていらっしゃって、たまたま僕が持ち込んだ3Dプリントしたワイヤレスマイクのレシーバーボックスを御覧頂いたことがきっかけでした。
ライブハウス・カフェの営業の傍らでデータ作成、プリントの試行錯誤を重ねられた、その結果がしっかり出ています。
2026年8月からわずか3ヶ月でこの成果。
そしてこのあと20個ほど作るということで、小ロット量産まで回そうとしているスピード感も素晴らしいです。
「これまでの自分の発想のまるで外側だった」
「楽器そのものも作れるのではと発想そのものがアップデートされた」
というコメントも頂いています。
さらに、もっとオリジナルグッズを勘案されているようなので、今後も楽しみです。
3Dプリンタの利点
ここにこういうものがあれば良いのにと発想できる人は、自分の使い勝手向上もそうですが、どちらかというとお客さんや関係する人たちの不便を解消するという動機が強いように思います。
ほとんどの場合、発想して、既製品を探して微妙に合わなかったり高価だったりして諦めたり、解決策をリサーチしている間にその熱意がしぼんでしまう。
そこに「3Dプリンタがあれば何か取り組めるかもしれない」と考えて手繰っていく先に、今回のような独自性の強いグッズ化、解決策の実現がある。
熱意を持って、データの作成とプリントテクニックの習得を超えていく、本当に頭が下がる思いです。
道具を導入したことでただ便利になっただけでなく、「自分たちで作れる、やれる」という、現場の創造性のリミッターが外れた、そんな成果になったように感じます。
僕はこういった事例をいろんな業種で何度も見てきました。
自分の企業や工場ではどういう風に活用できるか?
質実剛健の「Prusa 3Dプリンタ」で支援いたします。
導入の検討をされている方はご遠慮なく、お問い合わせください。